5月13日14時23分ごろ、浦東国際空港の西側滑走路で、東方航空のソウル-上海便A340-600型旅客機が、着陸直後にパンクするという事故が起きた。旅客機は滑走路を外れることはなかった。事故による負傷者はなし。
空港側は事故後、すぐに西側滑走路を封鎖。機体を滑走路の端に寄せ、乗客約200人をバスでターミナルへ避難させた。
同機は、ソウル線運行後、パリへのフライトを予定していたが、急遽別の旅客機を手配した。
事故の起きたA340-600型旅客機は、東方航空の中では最長の機体を持つ。現在東方航空では、同型を計10機保有している。
事故の原因は現在調査中。この事故によるその他の航空便への影響はなかった。(5月14日)
~上海ジャピオン2006年5月19日発行号より