「上海市公共信用情報集計及び使用管理条例」の施行に際し、市政府は2月24日(水)、説明会を開催。電気・水道・ガスなど光熱費の6カ月以上の未納や、軌道交通のキセル乗車など公共信用情報を、個人の信用記録とすることを明らかにした。
同条例は、3月1日(火)より正式に施行。信用状況の良好な市民や企業・団体に対し、諸手続きの簡略化や優先などの奨励措置、また良好でない場合は企業の代表や管理職の就任が制限される。そのほか、信頼の失墜が厳重である場合には、市場への参入を禁じ強制的に退出させる。
なお情報検索アプリも開発され、顔認証などで身分を確認すれば利用可能。
~上海ジャピオン2016年03月04日発行号