上海市公共気象サービスセンターによると、ミクロネシア連邦カロリン諸島付近で7月3日(日)、今年の台風第1号〝ニパルタック〟が発生、中国台湾に向かって進んでおり、今後上海市を含む華東沿岸地域を直撃する可能性があることがわかった。
台風1号の発生時期は、1949年以降の統計で2番目の遅さ。今後15~16級の超強力台風になる恐れがある。
また同センターは同時に、今週の天気予報を発表。8日(金)~10日(日)は台風の影響を受け、35度を下回ると言う。さらに梅雨明けに関しては、まだ時期を確定できないとした。梅雨明けは、東経120~130度に位置する梅雨前線が北緯26度以上に移動し、平均気温が27度以上、最高気温が30度以上、そして連続で6日以上雨がない状態を指す。例年は、6月17日~7月10日の約23日間が梅雨日となっている。今年は6月15日に梅雨入りしているが、例年よりも梅雨明けが延びる可能性がある。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年07月08日号