上海市対外服務有限公司らは12月19日(月)、上海市における新卒生の就職環境調査を発表。17年度卒業生の希望月給が約6830元なのに対し、企業側が考える月給は約5068元と、差額がここ6年で最大となった。
同調査では、約8割の学生が毎月の手取り額4000元以上を希望。これに保険料などを加えると約6830元となり、企業側が考える給与と大きな開きが出た。
そのほか市では近頃、共働き世帯の夕食時間が遅いことが問題となっている。ある中国メディアは、毎日9時~21時の勤務を週6日間続ける〝996〟体制が一部の企業で蔓延していると指摘している。
~上海ジャピオン2016年12月23日発行号