北京市の「北京八達嶺野生動物園」ツキノワグマ区で2月26日(月)、1台のマイカーがツキノワグマに囲まれる騒ぎがあった。
目撃者の情報によると、同区での窓の開閉は禁止されているが、マイカーの後部座席に乗車していた子どもが少し窓を開けた隙間から、クマが手を突っ込んできたと言う。驚いた子どもは操作を誤ってさらに窓を開け、クマに襲われかねない危険な状態だった。
後に管理員の巡回車により発見されたものの、昨年、同園では観光客がトラに襲われ死亡する事故が起きており、目撃者は「窓の開閉は禁止されてるのに、何で言うことを聞かないんだ」と呆れている。
~上海ジャピオン2017年3月10日発行号