上海市を含む中国各地で8月1日(火)~8日(火)、ネット支払サービス「支付宝」や「微信支付」が〝ノー現金デー〟イベントを実施。期間中に同サービスを利用したユーザーに対し金塊をプレゼントするなど、様々な企画を行っていたことがわかった。
「支付宝」では期間中毎日、1日に2回以上、1回2元以上を消費したユーザーから抽選で88万人に、総量1万8888㌘の金塊を贈呈するイベントを実施。また1・88~4888元の現金が当たる抽選会も開催した。一方「微信支付」では、8日(火)に使えるサービス券や現金をユーザーに贈呈した。
なお「支付宝」を運営するアリババグループの調査などによると、市では電気代の6割がオンラインで支払われており、野菜市場でも8割近くの店舗で電子決済が可能であると言う。
そのほか市の軌道交通9・12号線「嘉善路」駅などで最近、無料で小銭や飲料水を提供する「小銭ボックス」が登場し、市民の間で話題となっている。小銭が詰まった箱の上には「自由にお使いください、1人5元まで」と書かれており、通行人が自由に小銭を持ち出せる。しかしこれはあるメディアが宣伝・実験のために設置したものであり、市民からは批判の声も出ている。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年8月11日発行号