上海市旅遊局は10月1日(日)~8日(日)の長期休暇期間中、市を訪れた観光客の総数がのべ1059万人に達し、観光収入額は昨年比2・6%増の106億元となったことを最近発表した。
今年は国慶節と中秋節が重なり、8日間の大型連休となった。市内を訪れた観光客らの平均消費額は1日当たり1人1023元で、期間中は市内400軒の飲食店における総売上額が111億6000万元となり、昨年に比べて10・7%増加したと言う。中でも長寧区や浦東新区のレストランでは昨年の2倍以上、同区にある「尚嘉中心」や「第一八佰伴」などのデパートでは20%以上の売上げを記録した。
一方、休暇を心身の充電に充てた人も多く、市内の書店には多くの学生や会社員などが来店し、休暇前に比べ売上げが69%アップ。一方で、エステサロンやヘアサロンの利用客数は、休暇前の64%にまで落ち込んだ。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年10月13日発行号