問題のあるデリバリー店 配達員が通報する制度を開始

上海市食品薬品監督管理局は最近、大手デリバリーサイト「美団外売」などで営業許可証を持たない飲食店が横行している問題で、デリバリースタッフと協力し内部通報制度を始めることを発表した。

同局によると、各デリバリーサイトでは、営業許可証を持たない飲食店や、記載されている住所に店がない〝幽霊店〟などが横行しており、最近2カ月で133店を摘発していると言う。同制度ではスタッフ3万人に対し、問題のある飲食店を発見した場合、アプリを通じて通報するよう通達。一方、同制度施行によるスタッフ側のメリットは少なく、制度の徹底にはまだ課題があると話す。

 

~上海ジャピオン2018年4月6日発行号

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