2年で商業施設が約30カ所増 映画興行収入が百億元突破

上海市では2016年、市の商業施設が29カ所開業、建築面積は203万6000平米増加。また17年には建築面積がさらに271万平米増えていたことがわかった。

市政府によると、都市人口に対する商業面積比において、国際平均が0・7~1・2倍であるのに対し、上海市が3・5倍に達したと報告。近年の商業施設の建設ラッシュにより、各施設の集客能力が低くなり、サービス力も高まらないことが危惧されている。

さらに、長寧区の「金虹橋商場」内に「万達上海金虹橋店」が最近オープン。同館では、サムスン電子社が開発した、映写機不要でLED基版が用いられたスクリーンを全6スクリーンで採用した。4K高画質と、従来の10倍の輝度で立体的な映像が楽しめる。

ほか、市に構える映画製作会社が手掛けた映画の年間興業収入が、10月31日(水)時点で100億元を突破。17年の興行収入49億元の倍以上を記録していることがわかった。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2018年11月30日発行号

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