上海市で施行されたゴミ分別新条例「上海市生活垃圾管理条例」に関して最近、浦東新区の居住区がゴミ回収を月50元で代行するサービスを計画していることがわかった。
同居住区では、5つのゴミ捨て場を設置し、うち4つはゴミを捨てられる時間を限定。残り1つは24時間捨てることができたが、きちんと分別がされないため撤去された。しかし住民が、ゴミ捨ての時間に不在にすることが多いことなどを受け、同居住区のサービスセンターがゴミの回収代行を思い付いたと話す。計画では、契約を結んだうえで、各家庭が乾燥ゴミ(干垃圾)と生ゴミ(湿垃圾)を玄関の前に置いておくと、指定した時間に回収するという。
ほか崇明区の元畜産場で最近、漢方にも用いられ、24時間生ゴミを食べ続けられる虫「五谷虫」を使い、ゴミを処理する取り組みが試験的に始まった。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2019年7月19日発行号