市で初の子ども死亡例 新型インフルで5歳女児死亡

 市衛生局は12月10日(木)、新型インフルエンザに感染していた5歳の女児が死亡したと発表した。
これにより、市での新型インフルによる死亡者は4人目で、市内初の子どもの死亡例となった。
 死亡した女児は、3日(木)に新型インフルの重症例と診断され、身体の多機能が衰弱。
市児童医院の専門家らが手を尽くしたが、10日(木)午後、容態が突然悪化し、同日午後死亡した。
 こうした状況を受けて衛生局の専門家は、子どもの感染に再度注意を喚起。
子どもを、人の多い場所や換気の悪い場所に連れて行かない、ビタミンCを多く摂取するようにと話している。
また感染した場合には、3分の2の患者は5~7日の休息で治癒するとしながら、
経過に注意し、高熱が3日以上続けば必ず病院で治療を受けるようにと促した。
 同日までに市で新型インフルの感染が確認されたのは2312例と言われ、
そのうち重症例は59例(死亡4例を含む)。
しかし市公共衛生臨床センター関係者は、他都市と比べ、状況は比較的安定しているという。
(12月14日)

~上海ジャピオン12月18日号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP