上海市の黄浦区や徐匯区、嘉定区などのビルに最近、エレベーターの故障やそれに伴う利用者の閉じ込め事故の位置を即時に特定する「上海スマートエレベーターQRコード」の設置が進められていることがわかった。
利用者は「微信(We Chat)」で、緑色のQRコードをスキャンすると、閉じ込め事故などが起こった時即座に通報が可能。知らせを受けた管理部署が、エレベーター位置の確定、状況確認や対応などを行う。市では今年9月末までに、今後市内全域の約エレベーター27万台に同QRコードを設置する予定だという。
~上海ジャピオン2020年7月10日発行号