上海市のスーパーや商業施設、イベント会場、飲食店などでは1月1日(金)から、環境保全及びプラスチック汚染防止に向け、ストローやレジ袋など各種プラスチック製品の提供禁止・制限をしたことがわかった。
プラスチック製品の提供禁止は2020年末までに告知されていたが、当日は多くの買い物客が手ぶらで店舗を訪れ、従来通りレジ袋を求める姿が見られた。現在はほとんどの店舗でレジ袋の販売を取り止めており、袋が必要な顧客にはレジ袋より高額な不織布バッグなどを提供している。
ある店ではレジ袋の代わりに紙袋を提供しているが、代替品の素材や料金などの設定は、各店舗が独自に決定しているという。またコンビニやファストフード店、ドリンクスタンドなどでは同日から、プラスチック製のストローやフォーク、スプーンを紙製のものに変更した。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2021年1月8日発行号