上海市では8月18日(水)~21日(土)に掛けて、計6人の新型コロナウイルス感染症患者を確認したことが明らかになった。
1例目は松江区の松江区中心病院に勤務する女性で、18日(水)に発生。専門家によると、彼女は14日以内に市を離れたことはなく、同院発熱外来の保管場所に持ち込まれたコロナ株から感染した可能性が高いという。また、20日(金)には浦東新区の浦東国際空港の定期PCR検査でエンジニアと国際線貨物の従事者計2人の感染が確認され、翌21日(土)にその同僚2人及び濃厚接触者1人の計3人が感染していたことがわかった。
一連の感染者確認を受け21日(土)時点では、松江区の有廬公寓、浦東新区の龍花苑区、ホテル「錦江之星」(東海鎮店)、千匯苑一村小区、祝和苑北区がそれぞれ、同感染症の感染リスク地域分類における「中リスク」エリアに指定されている。(8月21日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年8月27日号