国家統計局は最近、「中国統計年鑑2021」を発表。中国各都市の平均銀行預金額を算出したデータを公開した。
これによると、市民1人当たりの預金額トップは北京市で19万6000元、次いで上海市14万8000元、浙江省杭州市11万9000元。市民の平均預金額が10万元を超えているのは、遼寧省瀋陽市、広東省広州市、山西省太原市、天津市、深セン市、遼寧省大連市、江蘇省南通市、南京市だった。専門家は、南北での預金残高差異は不動産購入が要因と分析する。ローンの需要が大きい東南部に対し、北部は高齢化で不動産購入の需要が少なく、預金が増える傾向にあるという。(11月21日)
~上海ジャピオン2021年11月26日号