軌道交通の安全管理を強化する新規定「上海市軌道交通運営安全管理弁法」が3月1日(月)より施行され、
駅構内や車両への自転車(折畳み式含む)の持ち込みが全面禁止となった。
同規定は、事故防止のために制定され、運営部門は違反者に対し、駅への立ち入り、乗車を拒否できる。
抵抗した場合は、公安に引き渡される。
これに対し乗客からは、不便になるとの不満の声が制定前より挙げられてきた。
そのため、制定後は軌道交通の手荷物規定に基づいて、輪行バッグで持ち運ぶ乗客が出現。
ネット通販でも、輪行バッグの売り上げが伸びているという。
軌道交通の手荷物規定では、重さ20㌔以下、
体積0・15立方㍍以下、縦・横・高さの合計が1・8㍍以下であれば、手荷物として持ち込みが可能。
(3月3日)
~上海ジャピオン3月12日号より