上海市内の各小中学校と幼稚園では9月1日(木)に新学期が開始。約165万人の小・中学生と、約55万人が登校・登園し、学校・幼稚園に明るい歓声が響いた。
普陀区の武寧路小学校では、久しぶりに登校する子どもたちの緊張や不安を和らげるために教師たちがイベントを開催。学校に入る前に抽選で引いた様々な色や形の紙をもとにオリジナルの扇子を作成した。同校の校長は、子どもたちは約半年ぶりの登校に加え、新学年の始まりなので、児童の不安とストレスを減らすために、初日は楽しい活動にしたと話す。
また同区中山北路第一小学校は入学前に児童の健康状態を調査したところ、肥満児が増えていることが判明。入学前から運動指導をし、約85%の児童が健康的な体型を取り戻したという。同校では毎日18時半まで宿題指導やクラブ活動を実施、多彩な活動内容を提供している。(9月1日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2022年9月9日