上海市を含む中国各地では2月6日(月)、各旅行者の海外団体旅行サービスを試験的に開放。市浦東新区の浦東国際空港では同日、24人の団体旅行グループがタイ・プーケットに飛び立った。
解禁された海外団体旅行ツアーの目的地は、タイ、インドネシア、モルディブ、スリランカ、フィリピンなど東南アジアが人気。タイは2019年において中国人旅行客がのべ1100万人と、全体の25%を占めており、23年は500~600万人を予想している。同日はタイ国家旅行局上海事務所所長がウェルカムイベントに参加。花や現地の電話カードを贈呈し、団体旅行客を歓迎した。
一方市内各地の出入国管理局では海外ツアー解禁を受けて最近、ビザ手続きやパスポート更新をする市民が殺到。虹口区同局では連日3時間待ちとなっている。(2月4日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2023年2月10日