第37回大衆電影百花奨開催 『第二十条』が3部門で受賞

四川省成都市で8月4日(日)、「第37回大衆電影百花奨」の表彰式が執り行われた。

同賞は、中国の3大映画賞の1つ。今回最多の7部門でノミネート作品となった『第二十条』の張芸謀(チャン・イーモウ)監督が最優秀監督賞を受賞した。さらに同作から馬麗(マー・リー)が最優秀主演女優賞、趙麗穎(チャオ・リーイン)が最優秀助演女優賞に輝いた。『第二十条』で聴覚障害のある母親役を演じた趙麗穎(チャオ・リーイン)は、「主役を上回る存在感を示した」とその演技が高く評価されていた。最優秀映画賞には『支援軍・雄兵出撃』が、優秀映画賞に『長安三万里』がそれぞれ受賞した。

また、中国国家電影局は、夏季及び国慶節期間の映画市場支援のため、銀行やチケット販売プラットホームと協力し、アプリ上で3億元分の映画消費券を発行することがわかった。(8月5日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2024年8月9日号

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