上海市を含む全国各地では1月14日(火)、春節前後の帰省ラッシュ「春運」が開始。同日、市内各高速鉄道駅から出発した乗客はのべ36万人にのぼったことがわかった。
今年の春運期間は同日から2月22日(土)までで、混雑のピークは1月25日(土)~27日(月)と予想されている。春運初日にのべ19万7000人の乗客を送り出した閔行区の「上海虹橋火車」駅では1月14日(火)、毎年恒例の多彩なイベントが催された。書道家らがその場で筆を走らせ、「春联」を旅行客に無料でプレゼントするコーナーや、花文字、飴細工、切り絵などの伝統工芸を紹介するコーナー、さらにプロの演奏家たちによる伝統音楽の生ライブに多くの旅行客が引き寄せられた。
一方、徐匯区の「上海南」駅は多くの旅行客を迎えるにあたり、徐匯区と協力して専任チームを組み、不測の事態に備えて安全管理体制を強化しているという。(1月15日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2025年1月24日号