上海市愛国衛生運動委員会は最近、「2024年上海市公共場所喫煙コントロール状況報告書」を発表。これによると、24年に違法喫煙で摘発された企業は888企業、個人は1010人に上り、23年に比べて増加したことがわかった。
市では室内禁煙が実施されてから15年となり、室内に喫煙器具を置いていない場所は96・9%、室内に禁煙室を設けていない場所は99・8%に到達。今後は室外でも行列ができる場所などについて、禁煙や分煙をすすめていくとしている。また上海軌道交通も3月1日(土)に乗車に関するルールを更新し、禁煙に電子タバコを追加した。(2月28日)
~上海ジャピオン2025年3月7日号