石庫門「華厳里」帰還 地下開発はじまる

地下再開発のため移動されていた上海市静安区の「張園・華厳里」が、6月7日(土)に元の位置に戻されたことがわかった。

「華厳里」は140年の歴史をもつ国内最大級の石庫門建築群で、総建築面積は4030平方㍍、重さは約7500㌧にのぼる。移動は計432台の小型歩行移動ロボットを用いて建物ごと行い、5月19日(月)から1日平均10㍍ずつ動かした。

今後正式に開始する地下開発工事では、地下鉄2・12・13号線3路線が地下空間で接続されるほか、商業や文化施設、地下駐車場が整備される予定だ。(6月7日)

~上海ジャピオン2025年6月13日号

 

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