ポイ捨てに最高100元の罰金 完全な取り締まりは困難か

 浦東環保局などは21日、ごみのポイ捨てなどに対して罰金を取り決めた法律の執行を開始した。これ以降の1ヵ月間、ごみのポイ捨てに対しては20~100元、公共の場で痰を吐いたり排泄行為を行ったりしたものには、最高で200元の罰金が課されることとなる。
 関係部門によると、公共の場でのごみのポイ捨てや痰を吐くといった行為は、「上海市市容環境衛生管理条例」により、その場で指導と処罰が課される。
 だが、ある管理員は「一人で指導を行っていたら誰も聞く耳を持たない。罰金なんてなおさら。ごみのポイ捨てをした人を毎回捕まえるには、より多くの管理員が必要となる」と語り、ごみのポイ捨てなどを完全に取り締まるのは困難との見方を示した。(5月22日)

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