軌道交通8号線「大世界」駅近くにある娯楽施設「大世界遊楽センター」で、
リニューアル工事完了の目途が立ち、早ければ8月末にも再オープンする見込み。
関係者が明らかにした。
リニューアルでは、かつての外観を再現したほか、以前同様に演劇や雑技などを舞台で上演。
また中国の各種老舗店も入店し、月餅で有名な「杏花楼」や、
薬局の「童涵春堂」などが出店予定だ。
また今後、現在の施設を中心に東側の雲南路や南側の寧海路まで拡大。
付近の美食街とともに、「大世界街区」として生まれ変わる。
大世界は、1917年に開業以来、芝居や映画、レストランが集まる総合娯楽施設として、
90年代まで日夜多くの客で賑わっていた。
その後、経営が振るわず、03年に営業を停止していた。
(6月28日)
~上海ジャピオン7月2日号より