ぶらり週末一人旅~古鎮編

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レスリー・チャン映画撮影
豚肉の塊にノックアウト

 この前の秋の連休に家族でどこか遊びに行こうと思ったのですが、私の休みは飛び石で遠出もできず、
妻も息子も日本に帰省するなんて言うものだから、私1人が上海に居残りに。
悔しかったので、1人で日帰り旅行に行きまくることにしました。
 まずは、江蘇省の「同里」へ。
ここって、私の好きなレスリー・チャンの主演映画が撮影されたところなんですよね。
『花の影』っていう映画なんですけど。
当日は上海体育場の旅游集散中心から、バスに揺られること約2時間、同里に到着。
古い街並に流れる水路を挟んで茶屋が並び、ザ・水郷って感じがします。
 適当に散策していると、ここの名物なのか、「状元蹄」という巨大な豚足の塊が目に飛び込んできました。
何事も挑戦と思い、ひと塊買って食べてみると、あまりの量の多さにすぐギブアップ。
寄る年波には勝てませんね。
 食べ過ぎでフラフラになりつつ歩いていると、「退思園」という大邸宅にぶつかりました。
ここですね、レスリーが映画を撮ったのは。
ちゃんと撮影時の写真もあります。
そのおかげか(?)、世界遺産にも指定されているとか。
高級そうな木戸には、様々な柄が彫られていて優雅です。
奥の庭園で池を眺めつつレスリーを偲んでいると、いつの間にか帰りのバスの出発時間に。
レスリーと同じ空間を共有できた喜びを胸に、同里を後にしました。

同里
住所:上海から西へ約90km
営業:7時半~17時15分
入場料:80元(観光スポット入場料込み)
アクセス:上海旅游集散中心(天鑰橋路666号、上海体育場12番ゲート5番階段すぐ)からバス。
土日9時半出発、130元など

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雨が降っても大丈夫
狭い路地を疾走せよ

 学生の頃はラグビー部で、よく雨の中グランドを走ってましたが、旅行で雨は嫌なもんです。
当日は雨でしたが、雨にうってつけの古鎮があったので行ってきました。
浙江省にある西塘というところで、瓦葺きの屋根付き街路が雨を防いでくれるんです。
 今回は上海南駅隣にある、上海南バスターミナルから直行便があるというので、
チケット購入から挑戦しました。
窓口で「シータン」って言っても伝わらず、冷や汗かきましたが、紙に「西塘」って書いて渡すと買えました。
漢字って本当に便利ですね。
 1時間半くらいで着きましたが、小雨がやはりパラパラ。
でもガイドブックに書いてあったように、「煙雨長廊」という屋根付き街路があり、全然雨に濡れません。
街路のベンチに座って川を眺めると、古びた家屋に雨に濡れた柳の緑が映え、風情がありました。
 あと西塘は、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブルⅢ』の舞台になったとかで、
トム・クルーズの看板が目につきます。
私もラグビー部時代を思い出し、トム・クルーズが疾走した「石皮弄」という、
幅約1㍍の路地を駆け抜けようとすると、前から同じように走る中学生位の男の子と鉢合わせ。
「おっさん、いい歳して何してるんだ」って顔で見られましたよ。
私のミッションは大失敗に終わりましたが、西塘の落ち着いた雰囲気が私を慰めてくれました。

西塘
住所:上海から西へ約100km
営業:8時~16時半
入場料:50元(入場券のみ)、100元(観光スポット入場料込み)
アクセス:上海南バスターミナル(石龍路666号、上海南駅隣)から、西塘行きバスに乗り、1時間半。
32元。バスターミナルから西塘古鎮まで、徒歩10分。

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カラスが名前の由来?
郷愁を誘う街並みと特産

 地名って面白いですよね。地図を見てたら、「カラス街」があったんですよ。
浙江省にある「烏鎮」ていう所なんですけど。上海ではカラス見ないですよね。
カラスいるのかしらん? と思い、行ってみることにしました。
 この前、上海旅游集散中心でもらった時刻表を見ると、烏鎮行きバスもあったので、
また上海体育場から乗車しました。
外を眺めつつ「カラス、カラス」とつぶやいていたので、傍から見ると怪しい人でしたね。
 烏鎮では日本人客と遭遇し、ガイドさんの話を聞く機会がありました。
なになに、烏鎮の名前は、唐代の烏賛将軍を記念して付けられた? 
カラスって、將軍の名前だったんですね。道理で、街にカラスがいないわけです。
ガイドさんの話では、烏鎮もよく映画撮影に使われるらしく、
チェン・カイコー監督の『北京ヴァイオリン』でも、主人公の男の子の故郷という設定だったそうですよ。
 カラスはいない古鎮ですが、カラスのように黒く塗られた塀が並んで、
川沿いに水上楼閣が浮かんでいます。
なんだか、日本への郷愁を感じます。
特産品の「麦芽糖」なる名前の飴を見つけたんですが、ひとつ味見させてもらうと、
ほんのり甘く、子どものころ食べたような優しい味が包んでくれました。
カラスという名前も含め、すべてにノスタルジー溢れる街でした。

烏鎮
住所:上海から西へ約135km
営業:8時~18時(東柵)、8時~22時(西柵)
入場料:100元(東柵)、120元(西柵、~17時)、40元(西柵、17時~)、
東柵、西柵共通券150元(全て観光スポット入場料込み)
アクセス:上海旅游集散中心(天鑰橋路666号、上海体育場12番ゲート5番階段すぐ)からバス。
毎日8時、9時、10時出発、150元など。

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近郊旅行も一苦労
生活感を感じる古鎮

 連休も終わりに近づいた頃、帰省している妻から電話が。
何やら、息子が義父の持ってる、Hな映画見ててビックリしたわと。
詳しく聞くと、トニー・レオンの出てた『ラスト、コーション』を見たとか。
確かに大胆な表現が話題になりましたけど、まあ思春期の男の子なら普通だと言っておきました。
『ラスト、コーション』の舞台って後半は上海だったなと思い、
調べてみると、浦東空港近くの「新場」という古鎮でも撮影されたとのこと。
もちろん行ってきました。
 浦東だから楽勝と思ってました、バスに乗るまでは。
6号線「塘橋」駅から、路線バスに乗るんですが、新場まで行くバスって、乗客がかなり多いんです。
立ちっぱなしで、連休中、一番辛かったです。
映画の撮影場所は古鎮の入口近くのお店で、写真も飾ってありました。
映画終盤の宝石店の場面でしょうかね。
 新場は他の古鎮と比べ、あまり観光地化されていないので、
住民の生活感がダイレクトに感じられるのがいいですね。
「青龍橋」の近くには、影絵劇の練習をしているおじさんがいました。
中に入れてもらうと、影絵以外にも昔ながらの遊び道具があり、おじさんとビー玉やメンコで遊びました。
言葉は通じなくても、夢中で遊べるもんですね。
今度はけん玉でも持って遊びに行こうかな、と思った次第です。

新場
住所:上海から南へ約50km
営業:9時~16時
入場料:無料(観光スポット入場料別途)
アクセス:軌道交通6号線「塘橋」駅前から、路線バス「滬南線」に乗り、1時間、「新場鎮」下車。6元。

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~上海ジャピオン11月5日号より

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