上海ワクワク遊食探検~「亜薩爾」

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ウイグル楽器で桜咲く♪

みやびなメロディー

あ、もうすぐ始まるよ。舞台に注目~!
ナニナニ? あ、何か皿持った女の人が出てきた。
ぐるぐる回転しながら踊り始めたね。
しかも、頭の上のドンブリには水が入っているみたいだよ。
あ、踊り終わった。パチパチパチー!
ん? 今度は二胡みたいな民族楽器を持ったおじさんが出て来た。
何弾いてくれるんだろ。
何か、オレたちの方見て微笑んでるんだけど。何なんだ一体…。
むっ! このみやびなメロディーはもしや…。
『さくらさくら』だ~。こんな所で日本の歌が聴けるなんてびっくり!
今度は『北国の春』を歌っているよ。あ、ちゃんと日本語になってる! 
コブシもきいてるね。
何か訳分かんないけど、もうすごすぎ!

本場の羊肉料理

そういやこのショーって、いつやってんの?
毎日19時~21時ごろまでやってるよ。おっ、料理が来た来た。
この頼んだ「亜薩爾?包肉(ヤサールナンバオロウ)」(38元)って、羊肉だよね?
うん。ピリ辛が後を引くな。
「羊肉串(ヤンロウチュアン)」(8元)も、専門店だけに一味違うね。
飲み物はやっぱり黒ビールの「新疆黒?」(12元)が合うよね。
コクがあって、「中国のギネスビール」って感じ。
それにしても、なんであのおじさん、『北国の春』とか歌えるんだろ。
あの歌、中国でもまあまあ有名みたいだからね。
私もお返しにウイグル族の歌を歌っちゃお!
え、唄えるの!?
まさか~。口パクで乗り切ればいいじゃん。

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~上海ジャピオン12月17日号

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