企業・工場に電力制限 夏の電力問題対策プラン

市政府は7月11日(水)、夏場に危惧される電力不足問題への対策プランを発表した。
 主な対策は、特定企業の電力制限。具体的には、市が取り決めた150の企業に対し、8月末まで、8~22時までの電力消費量に使用制限を設ける。また重点調整対象にあたる27の企業に対しては、更なる節電を義務付ける。工場に対しては、9月23日(日)まで、それぞれの稼動日を調整によることで、電力消費量の分散を促す。
 そのほか市では、各企業の夏季休業時期の調整も呼びかける。さらに、夏季電力価格の調整も引き続き行う構え。
 ことしの市の電力消費は、7月6日(金)に過去最高となる1906・6万キロワットを記録している。最高電力消費量は昨年より10%以上の増加となる2150万キロワットに達する見込み。(7月12日)

~上海ジャピオン7月20日発行号より

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