延安西路で路線バス衝突 運転手回復も原因は不明

6月10日(水)11時40分頃、上海市徐匯区の龍華西路―普陀区雲嶺東路間を走行する44路バスが、延安西路と定西路の交差点付近にて高架道路の支柱に衝突、車体が大破し乗客2人が死亡、運転手を含む20人が重軽傷を負った。

事故発生後、負傷者は現場付近の華東病院や華山病院など4カ所に分け搬送。2人の犠牲者のうち1人は搬送時すでに心肺停止状態、もう1人は緊急手術の甲斐なく息を引き取った。

事故の原因について、ネット上では、バスが赤信号を渡る歩行者を避けようとして起きたとする噂が流れていた。

しかし警察の調べによると、赤信号を渡る歩行者の目撃談はなく、現場付近の監視カメラやバスの車載カメラの映像にもこうした事実は確認できていない。

その後、病院で治療を受けていた運転手の意識が回復したが、まだ警察の事情聴取に応じられる状態ではなく、事故原因は依然不明のままだ。(6月13日)

1_東方ネット

(写真は東方ネットより)

 

~上海ジャピオン2015年6月19日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP