フランスのミシュラン社が発行するレストランガイドブックで、中国大陸版では初となる「ミシュランガイド上海2017」が9月21日(水)に発表された。
同ガイドブックには、上海市内のレストラン計26店が掲載。黄浦区にあるホテル「上海新天地朗廷酒店」内の広東料理店「唐閣」が唯一の3ツ星評価となったほか、2ツ星レストランが7店、1ツ星レストランが18店選出された。一方で、今回掲載された26店のうちほとんどが広東料理と西洋料理店が占めたことや、チェーン店が選出されたこと、著名な上海老舗レストランが選出されていないことなどから、ネット上では賛否両論の声が出ている。
また同ガイドブックが発表された翌日の22日(木)、1ツ星を獲得した長寧区のレストラン「泰安門」が閉店していたことがわかった。同店が営業許可証を取得していないことが発覚し、近隣住民から騒音などの苦情を受け、閉店に至ったと言う。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年09月30日号