市で初のマンション抽選会 公平・公正な不動産販売を実現

上海市嘉定区で8月26日(土)、市で初めてとなる新規分譲マンションの抽選会が行われたことがわかった。

市住房和城郷建設管理委員会と市司法局は今年7月、不動産販売の際に購入希望者が殺到した場合、抽選システムの採用を推進すると発表。購入希望者は戸籍や婚姻証明書など必要書類を提出のうえ抽選会に参加すべきとし、同時にデベロッパーや不動産仲介業者の介入を禁止した。同日は朝8時から抽選会を実施。マンション全467部屋に対し、525組の購入希望者が応募した。抽選会に参加した市民は「前回の購入会は先着順で受け付けており、現場が混乱して大変だった。今回は抽選式なので混雑せず、公平で公正なシステムに満足している」と話している。

同委員会らは今後このシステムを推し進めていくとともに、もし販売業者が抽選に細工を施すなどの不正があった場合、販売資格を取り消すなど厳しい処罰を下すとしている。

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(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2017年9月1日発行号

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