黄浦江の渡船に変化 上海万博の開催に向け

 上海万博の開催に合わせて、黄浦江を渡る渡船路線に変化が起きている。ことし7月の周江線(周家渡‐江辺埠頭)廃止に続き、10月上旬には周南線(周家渡‐南江路)も廃止される。その一方、ことし9月末には南埠頭の拡張工事が完了する予定。
 また、黄浦江沿いの11カ所の渡し場が水上バスターミナルに改築される計画もある。万博の開催期間中は、この水上バスが万博会場へ向かう旅行客の10%を支えることになる見通し。
 しかし、間もなく廃止となる周南線は現在最も利用者の多い路線で、その利用者を引き受けることになる南陸線も次いで利用者が多い。そのため、一部ではこうした渡航ルートの変化を憂慮する向きもある。
(8月17日)

~上海ジャピオン8月25日発行号より

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