上海市を含む中国全土で、1月31日(金)の春節(旧正月)を前に、大手ネットスーパー「1号店」は、「2014年正月用品消費傾向」を発表。これによると、今年の売り上げ高が、昨年同期比で151%に達していることがわかった。
同スーパーは、消費者が外出せず〝ワンクリック〟で商品を購入・配達できるため、若者を中心に、正月用品の主たる購入方法となっている。統計によると、昨年に比べ今年は、外国からの輸入品の占める割合が37%から40%に上昇。そのうち、酒類やドライフルーツ、菓子類が大幅に増加している。なお、最も人気だったのは乳製品と、チョコレートやクッキー、キャンディの類という。
一方、「上海南北貨食品行業協会」と「市水産行業協会」の統計データによれば、公費による贈答品の共同購入数は大幅に減少しており、今年の売り上げ高は昨年比で20~30%減少。(1月23日)
~上海ジャピオン2014年2月7日号