結婚証「新年一号」争奪戦 縁起を担ぐカップルが殺到

 結婚を予定しているカップルの間で、旧暦の新年最初に婚姻届を提出したことを示す「結婚証」の〝新年第一号〟の争奪戦が過熱している。
 現在、この新年第一号の取得を求めて、電話やウェブサイト上で各方面への問い合わせが殺到している。また、新年第一号だけではなく、自分の誕生日や年齢にちなんだ番号や、「愛妻」の発音にかけた「27号」など、縁起の良い番号を求める声も少なくない。
 こうした状況を前に、浦東新区の婚姻管理所の宋副所長は、「番号を選びたいとの声は多いが、希望に沿うことは難しい」と話している。
 市内では、新暦の元旦にも同様の状況が発生しており、市内の各婚姻登記センターには、早朝から詰め掛けたカップルが長蛇の列を作った。
 「結婚証」は、婚姻登記センターが婚姻届を受理した際に発行し、日付と共に通し番号が記載される。しかし番号は自動的に振り分けられるため、希望の番号になる可能性は極めて低い。
(2月4日)

~上海ジャピオン2月9日発行号より

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