日本人が出入国スタンプ偽造 罰金と国外退去処分に

 9月25日(土)12時45分ごろ、上海市の浦東空港で、
同出入国管理局は、入国手続きを行っていた30代の日本人の男のパスポート上に、
偽造出入国スタンプと、出入国記録の改ざんを発見。
同局は男に対し、旅券法違反の罪で、罰金2000元と、国外退去処分を科した。
 男はコンサルタント業に従事し、8月に1億円の案件を巡りライバル会社と競合。
中国市場に精通していると見せかけようと、パスポートの出入国記録の偽造を画策した。
男は偽造ブローカーに約2000元を支払い、パスポートに82個のスタンプを新たに捺印した上、
これまで押された22個のスタンプの日付も書き換えていた。
 今回の偽造スタンプ数は計104個に上り、中国で起きた出入国記録の偽造事件で、過去最多となった。
(9月27日)

~上海ジャピオン10月8日号より

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