上海の大手旅行会社各社は、4月2日(土)~5日(火)の清明節休暇において、
市郊外へ向けた花見ツアーが人気を集めていることを、この度、明らかにした。
旅行バスセンターの「上海旅遊集散センター」では、期間中、1~3日間のツアーを126コース用意。
市郊外の奉賢区への「菜の花観賞ツアー」や、
浦東南匯地区の「桃の花観賞ツアー」などの日帰り花見ツアーチケットを、
49元~となる格安で販売したこともあり、予約数が飛躍的に伸びている。
一方、市中国青年旅行社は、東日本大震災の影響で、
日本への桜の花見ツアーを計画していた市民の多くが、
タイやフィリピン、バリ島などに旅行先を変更したと発表。
また、東南アジア方面の旅行代金は5~10%上昇し、海南島への旅行客数も約10%増加している。
(3月28日)
~上海ジャピオン4月1日号