市の医療保険システムに障害 年度末の駆け込み診察が原因

上海市全域の医療施設で、3月31日(木)午前9時頃、医療保険のオンラインシステムに障害が発生し、
診察手続きや支払いができなくなる出来事があった。
システムは約20分後に復旧し、患者などに大きな影響はなかった。
今回の障害の原因について、上海市人的資源及び社会保障局副局長は、主に技術的な問題と説明。
また市では、通常医療保険の決算期にあたる、毎年3月末になると、病院への来院者が大幅に増加。
ただ今年は通常より3~4割多い延べ約140万人が集中したため、
ネットワークに負荷がかかりシステムが一時停止したと見られている。
これを受け同局は、決算期の前後で、保険の補償額が上下することはないとし、
年度末の駆け込み診察を避けるよう呼びかけている。
(4月1日)

~上海ジャピオン4月8日号

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