天目湖を望む湖畔
癒しの極上温泉リゾート

　帰国が決まってから約１カ月。
小籠包食べまくりランチでまん丸お腹になり、上海郊外の水郷で中国を感じ、遊園地の絶叫マシーンで叫び、
最新の高級ホテルに泊まり、旧フランス租界地で優雅なフレンチ、イタリアンディナー…
とてもトレビア～ンでセ・ボン（素敵）な時間を過ごさせて頂きました。
　そして、ついに最後の週末が到来。
これ以上どうやって中国を楽しめるかしら？　
と眠れないほどに悩みぬいて行きついた結論は…住んでいるからこそ気軽に行ける近郊の街へのプチ・トリップ☆　
上海近郊には南京、蘇州、杭州と色々な街がございますが、
最後に私たち夫婦が選んだのは、江蘇省常州市の郊外にあるリゾートホテルでございます。

趣ある湖畔リゾート

　なんだかんだで、何度目かの常州。
でもこれまで行ったことないところを、と選んだのは「天目湖」のリゾートです。
上海蟹で有名な太湖の西側に位置し、規模では太湖に敵わないけれど、
趣のある観光地として密かなブームとなっているこの湖。
中でも２００８年にオープンした、涵田リゾートホテルは、
その天目湖までわずか20㍍と、正真正銘の湖畔にあるのでございます。
　「新緑輝くこの季節に、上海からほど近い、清々しい湖のリゾートを最後に選ぶとは、
かなり〝通〟なセレクトだな」と主人も満足の様子。
伊達に２年以上、ホテル情報集めをしてませんわよ。ホホホ～。

湖を眺めながら温泉に

　で、このリゾートで一番の楽しみは、何と言ってもオ・ン・セ・ン♪　
ホテルが運営する涵田山頂温泉は、その名の通り少し高台にあって、新緑に囲まれて、
ア～ンド湖を眺めながら岩風呂の温泉に入れちゃうという、トレビア～ンな立地なんです。
温泉までは、ホテルから歩いて４～５分の距離なので、湯冷めすることもございません。
これで水着を着る必要がなければ、最高ですのに…。
　私たちが行ったときは、あまりお客もいなかったので、主人とのんびり夕日を眺められました。
中国で眺めるサンセットもこれで最後かもと思うと、ちょっとおセンチな気分になっちゃいましたわ。

部屋には大理石バスタブ

　ちなみに、私たちが泊まったのはレイクビュールームで、お部屋から天目湖の美しい景色を独り占め…
主人もいるから、２人占めですわね（笑）。
ベッドの傍には大きなバスタブが設置されているので、
37?のテレビを見ながらでも、窓から天目湖を眺めながらでも、お風呂を楽しめます。
　最後に心も身体も癒せて、思い残すことなく帰国できますわ。
それでは、アデュー（サヨナラ）中国でございます！

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～上海ジャピオン４月２９日号