上海鉄道部門が6月19日(日)、上海―北京を結ぶ「京滬高速鉄道」
におけるVIP旅客向けサービスについて、詳細を明らかにした。
発表によれば、同サービスは列車番号が〝G〟で始まる新幹線(動車組)の
1等席以上に適用。駅には、専用の窓口や待合室を用意し、
無線ネットサービスや荷物の無料運搬サービスなども行う。
車内では、毛布やクッション、アイマスクにスリッパなどのほか、
新聞や飲料、食事などを無料で提供する。
また、1等車両のトイレは5ツ星ホテルの基準で設計され、
温水洗浄便座を装備した陶器製便器が備え付けられる。
なお、同列車の乗車券は、1等席が935元、ビジネス席、
観光席を含む1等ボックス席が1750元。運行本数は毎日41往復で、
ダイヤは、始発が朝7時上海虹橋駅発、12時20分北京南駅着で、
終発が17時55分上海虹橋駅発、23時25分北京南駅着となる。
また、403人の乗務員は、年齢、容貌に加え英語などを必須とするなど、
厳しい審査基準の中、選抜された。(6月20日)
?~上海ジャピオン6月24日号