人民広場駅の乗り換え短縮 12月末に新コンコース竣工

 軌道交通「人民広場」駅の乗り換えコンコースの工事が、12月末に完成する見通しとなった。これにより、各路線の乗り換え通路が大幅に短縮されるほか、照明や換気用に最新システムが使用される。
 現在、同駅の1・2号線間の乗り換え通路は約240㍍。これに比べて新しいコンコースでは、1、2、8号線間の乗り換えが可能となり、通路は約40~70㍍にまで短縮される。
 また新しいコンコースの天井部には、直径16㍍の天窓と、長さ120㍍に渡る天窓が設置される。これにより、同駅は市の地下鉄駅で初の自然光が差し込む駅となる。さらに、蒸気によって周囲の熱を奪う蒸発冷却装置が使用され、地下通路の熱気を下げるとともに、人体が快適に感じる温度・湿度の実現を目指す。
(11月20日)

~上海ジャピオン11月23日発行号より

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