中国台湾のプリンに違法原料  上海市では商品撤去されず

中国台湾で、食品原料メーカー「立光農工」の製造する原料に違法の工業用の原材料を配合していることが、この度判明し、同社から原料を調達していた大手食品メーカー「統一グループ」は、6月2日(日)、同社の販売するプリン「統一布丁」などを販売停止とする処置をとった。なお、上海市の各スーパー・コンビニなどでは、「統一布丁」の撤去は行われていない。

今回違法に配合されていたのは、工業用に使われる殺菌防腐剤・EDTA―2Na。統一グループ側によると、市内で販売している同社のプリンは、中国台湾の原料を使用しておらず、安全に問題はないと説明している。(6月4日)

~上海ジャピオン2013年6月7日号

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