「宇宙船」で昇る観光煙突 万博のシンボルタワー発表

上海万博のパビリオンとして改修される旧南市発電所の煙突が「上海調和タワー」として巨大な観光施設に改築されることが、1月14日(月)発表された。万博のシンボルタワーとして注目を集めそうだ。
 発表によれば、同タワーは高さ201㍍となり、万博会場中最も高い建築物となる。竣工予定は2010年で、万博終了後も保存される。
 塔にはらせん状のラインが巻き付いており、6人乗りの観覧用ゴンドラ「宇宙船」がラインに沿って地上と頂上部の間を周遊する。宇宙船はライン上に最大50台が運行でき、運行速度は1秒間に約30㌢程度で、エスカレーター並み。
 旧南市発電所全体は、上海万博では「都市未来探索館」となる。こうした古い工業施設を利用する会場作りは、上海万博の重要なテーマとなっている。(1月15日)

~上海ジャピオン1月18日発行号より

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