上海中心気象台は7月15日(月)、1年で最も高温多湿の暑い時期とされる〝三伏〟が始まったことを発表した。
三伏とは古代中国の暦法『干支紀日法』に基づき、夏至から3回目の庚(かのえ)日から始まる、初伏、中伏、末伏を総称。今年は初伏が10日間、中伏が20日間、末伏が10日間の計40日間となっている。上海市気候センターによると、今夏の上海は高温日が多くなることが予測されるという。
一方奉賢区庄行鎮では三伏入り目前の12日(金)から、「第17回上海庄行伏羊節」が開催されていることがわかった。中国の中部地方では、三伏期間中に羊肉を食べることを〝伏羊〟と呼び、白酒と梨を合わせて食べることで、夏バテを防ぎ、スタミナを付ける風習がある。今年の同フェスは羊肉だけでなく、18時以降のナイトマーケットやライブステージ、夜の田園ツアーなどの夜イベントも楽しめるという。期間は8月25日(日)まで。(7月15日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2024年7月19日