南翔小籠を国家文化遺産へ 伝統技術の保護が狙い

上海を代表する小吃「南翔小籠」の伝統製法が、国家無形文化財として申請されていることが8月18日(土)、明らかになった。申請が受理されれば、小吃として国内初の登録となる。
 現在、南翔小籠を扱う店舗は、嘉定区の南翔鎮だけでも約100以上あるものの、伝統的に正しい手法で製造しているものは、うち30店舗あまりと見られている。今回の申請は、こうした状況で伝統技術を保護する狙いもある。
 南翔小籠は、1871年の清代に発祥した小吃。ことし5月には、すでに市の無形文化遺産に選出されている。
(8月19日)

~上海ジャピオン8月24日発行号より

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