万博期間中の宿泊料金が高騰 エコノミーホテルで上げ幅大

 5月1日(土)開幕の上海万博を控え、万博会場近くのホテル宿泊料金が高騰し、
一部では通常の2倍以上の料金を掲げるところも出ている。
 市旅行局などが市内489カ所のホテルを対象に実施した最近の調査では、宿泊料金は軒並み上昇。
中でも万博会場付近のエコノミーホテルで顕著で、
「格林豪泰世博店」では、通常1泊220元のスタンダードルームを、万博期間中は638元に値上げ。
また浦東南路の「漢庭世博村店」では、1泊279元のシングルルームが499元となる。
 一方同系列ホテルでも価格の地域差は大きく、浦西の「漢庭古北一店」では、
万博期間中もシングルルームを259元で提供。
また星付きホテルの値上がり幅は約20%と、万博会場付近のエコノミーホテルより小さくなっている。
 市旅行局関係者は、「宿泊料金の値上がりは合理的な範囲内。
ホテルの経営者には、冷静かつ客観的な判断で料金を決めて欲しい」と話している。
(4月17日)

~上海ジャピオン4月23日号より

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