マートン英語疲れ
私は考える男マートン。
最近、英語圏の人と会う機会が多いが、
英語が苦手なため、疲れ気味だ。
今も、哲学散歩中だが、疲れのせいか、
頭が働かん…
少し早いが、向かいのインド料理店へ行って
昼にしよう。
カレーにナンを注文して、と。
料理を待つ間、小部屋(トイレ)で用を足しておくか。
ランプ+マリオ=?
個室の扉には、
物語『アラジンと魔法のランプ』に登場する、
ランプの精を連想させる絵が貼ってある。
しかし、ランプから出てきているのは、
青いシャツに赤いツナギと帽子の男性…
精霊には見えん。
むしろ、任天堂のゲームキャラクター
「マリオ」ではないか?
まあ、マリオの場合は、
シャツが赤で、ツナギが青だが。
…ふむ。『アラジンと魔法のランプ』の舞台は中国。
そしてマリオは、公式設定こそないが、
イタリア人説が濃厚だ。
イタリアといえば、古代ローマ帝国の中心。
そうか、この絵は、東西の文化発展に貢献した、
貿易行路「シルクロード」を表すのだな。
それが、海のシルクロードの重要な拠点であった
〝インド〟の料理店にある…
つまりこの店は、異文化交流の重要さを
説いているのだ!
私も英語を敬遠せず、勉強を始めるか。
ありがとう、いい小部屋(トイレ)であった。
~上海ジャピオン2013年1月25日号