旧暦2月2日の「龍擡頭」の日に当たる
3月13日(水)、上海市内の理髪店では
多くの市民が理髪に訪れ、賑わいを見せた。
同日は、天で風雨を司る龍が頭をもたげる日とされ、
自分の髪の毛を龍に見立て、
これを切る事によって幸福を願うため、
理髪の風習がある。
市でも理髪店は対応に追われ、
所属する理髪師全員が出勤する店もあった。
中でも、黄浦区南京西路の老舗理髪店では、
開店直後から100人以上が来店し、
当日は通常の約2倍となる約300人が理髪に訪れた。
なお、同日は理髪のほか、
北京などの北部では、麺類や
中国式クレープ「春餅」を食べる風習も見られる。
(3月14日)
~上海ジャピオン2013年3月22日号