上海市徐匯区の大学に通う男子学生が、
近頃、チベットに行くための健康診断を受けたところ、
耳の検査で不合格となり、詳しく調べると、
中にムカデの死骸が詰まっていたことが判明した。
同学生は、心拍数や血液検査などの項目は合格したが、
耳に関する検査で、外耳道に詰まりが見つかり、
鼓膜が見えない状態だったため不合格となった。
その後、3回の手術により、耳の中の異物が取り除かれ、
原因がムカデの死骸であることが明らかとなった。
同学生は、治療の末、健康診断の全項目に合格し、
チベット行きが認められた。
(12月10日)
~上海ジャピオン2012年12月14日号