上海市で、1年を通じて行われる
「市民文化フェスティバル」が、
3月23日(土)に開幕した。
同フェスは、今回が初開催で、初日は、
203カ所の文化活動センターで各種活動が行われたほか、
約1600カ所で野外イベントを開催。
静安区石門二路街道の文化活動センターでは、
簫や編鐘、太鼓といった中国伝統楽器を用いた、
古代曲『楚殤』などの演奏に加え、
伝統服の「漢服」を身にまとった女性による、
茶芸や香道のパフォーマンスもあり、市民の注目を集めた。
また、長寧区にある虹橋中央公園では、
若い芸術家たちが、その場で墨絵や
彫刻などを作り上げるイベントを開催。
浦東新区の陸家嘴中心緑地では、
ジャズの演奏やダンスパーティーなどを実施し、
イベントを楽しむ外国人の姿も見られた。
同フェスでは、今後2万2000の会場にて、
様々な文化娯楽活動が実施され、
延べ2000万人以上の来場者を予想する。
(3月24日)
上海ジャピオン2013年3月29日号