中国人観光客の取り込みを目的に、最近、世界各国で、
中国人へのビザ発給に関し、緩和政策が採られている。
ニュージーランド政府は、今月から、中国人個人旅行者に対し、
2年有効のマルチビザを発行する。
同ビザは、取得後2年の間、同国を自由に訪れることができるもの。
ただし、団体旅行者には適用されない。
そのほか、セーシェル共和国も、
中国との間で30日以内の観光ビザ免除協定を締結している。
また、インドネシアは、ガルーダ・インドネシア航空の
上海発ジャカルタ行きの便において、
機内での短期ビザ取得と入国審査サービスを開始した。
上海市からの昨年の出国者数は141万6800人と、
前年比42・15%増を記録。
そのうち23・4%に当たる33万1800人がタイへの旅行者で、
2年連続でトップとなっている。
(5月12日)
~上海ジャピオン2013年5月17日号