江蘇省太倉市において、最近、豆腐などの豆製品を
無許可で生産していた工場が摘発されたことを受け、
上海市食品安全委員会事務所は、5月25日(土)、
市食品薬品監督管理部門や市工商行政管理局と合同で、
市内飲食店や市場などを全面的に検査したことを発表した。
同事務所は、検査の結果、問題があった工場で
生産された豆腐が市内に流入した形跡はないと説明。
また、市内の各市場などでは、太倉市で生産された
疑わしい豆製品はすべて撤去され、
入手経路の不明な製品を扱う店舗は営業停止処分となっている。
太倉市では、無許可の豆製品工場が100軒近くあるとされ、
ゴミや木の葉が浮かんだ、
汚れた水などを利用して豆腐を生産。
大量の違法食品添加物を使用する工場も多く、
消費者の健康被害が心配されている。
(5月26日)
~上海ジャピオン2013年5月31日号